2014年03月31日

軍師官兵衛。第13回感想「小寺はまだか」

途中から見てるので感想も途中から最後までにて。


違和感の原因がハッキリとわかったこと。バカ軍師

今頃になって岡田さんの演技が「最悪」なのがわかりました。
根本的な部分でした。今回の脚本でわかり、逆に今事になって理解した感じです。

軍師官兵衛が相手の気持ちの「洞察」をまったく理解していな小学生

確かに若い官兵衛なんですが、黒田家の当主になるのですから、小学生のみの人間観察力ではないはずです
こんな当たり前の価値観があったのですが、脚本家の前川さんや演出家の田中さんによって、ほぼ小学生にしかみえない観察力で、
部下や上司を見ている違和感があり、それが今回の岡田さんの演技でわかりました。

岡田さんの演技がド下手に見えるのは、小学生の演劇のような「幼稚な君主」を立派に演じているからです。
それが今回の脚本で、まざまざと見えて、やっと霧が晴れたように「馬鹿軍師官兵衛」の真価が見えて理解しました。

もちろん、竹中半兵衛のような「演出」ができるのですから、あえて「馬鹿軍師」を岡田さんに「強制」しているのは
理解可能なのですが、なぜ、そこまでに岡田官兵衛の馬鹿軍師を演出するのかが理解不能です


この脚本家や演出家は岡田さんが大嫌いなのでしょうか。






ドラマの中の音楽がイマイチ
映像による演出と同等に重要なのが音楽です。
緊迫した感じの場面で音による効果的な演出は、ドラマの中ではとっても大切です。

全体を通して、これは「ダメだ」と瞬間的にわかるのは不思議なことで、穴だらけの「感動」をしている感じで、
これまたヒドイ感じがします。

音楽は菅野裕悟さんが担当しているけど、誰か彼に対して「おこる」人はいないのでしょうか。
しょぼさは「第1級」であり、貧弱ささえ感じします。

これは何か岡田官兵衛に対して「嫌がらせ」をしているようなもので、どうして中身がないのに、さらに中身がない音楽で、
もっとひどくさせているのが不思議です。

この菅野さんも岡田さんが嫌いなのでしょうか。  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 22:043月

2014年03月29日

意外と続いた3ケ月間

3月ももうそろそろ終わりになっているます。
大河ドラマ「軍師官兵衛」も第12回目で4分の1が終わりました。
通常なら、戦国大河ドラマのクオリティの低さから、視聴を離脱するのですが、よくも3ケ月間持ちこたえたと思います。

良くも悪くも、感想を書くという事は、それだけ真剣に見ていないと感想すら書けないし、感想を書くことが目的なので、どんな視点で思ってみているのか、色々とネタを考えるのも訓練になります。さらに、他者がどんな感想を抱いているのかを比較するのも面白いです。大河ドラマという「潰れないドラマ」は、とっても珍しく、分析するのにはマニア性があると思います。

大河ドラマという「枠」や「伝統」は、テレビの歴史でも独特であり、ドラマの中身やクオリティでも同様です。ですから、単に見て書くドラマとは少し意味合いが違うので書きやすい点もあるでしょう。私自身も過去の大河ドラマを比較したりしていますから、こうした比較としてのドラマ感想などは、なかなか出来ない点が、他のドラマと違う点だと思います。

さて、3月は意外とペースが速く、1週間に1回あればいいのに、なんだか多く投稿してしまいました。この反動は当然あり、途中で燃え尽き症候群になるのは自明です。この後の3ケ月間を見れば、折り返しの半分時点で、どこかで心が折れた状態になるのは見えています。そのため、書ける時に書くというのが今の基本でしょう。

書くという点では、サイトを運営していますので、感想をなどをこちらも書いています。

http://www.coolgoods.jp/

http://www.sensushop.jp/

http://www.coolerbag.jp/

物販なので、どうしても商品だけの追加がメインになりますが、それだけだと商品点数が、そのままサイトのページの増加しかないので、多面的に追加するためには、こうした独自の感想などがメインになります。今回は夏グッズ向けの商品の紹介サイトですが、それぞれ調べて感想を書いて追加して記事にするという作業は、大河ドラマを見て感想を書くという作業に非常に似ています。

内容のクオリティは置いといて、ともかく記事数だけでも書くとか、継続して書くとかいう行為は、サイトを運営するうえでけっこう大切な事例だと認識している次第です。ですから、今は無駄だと思える内容でも、結果、自分の訓練としては問題ないと思って続けています。

与えられたミッションですが、3ケ月間も続けばそれなり持続力はあり、それがビジネスで応用されればなおさら良いでしょう。  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 07:493月

2014年03月26日

軍師官兵衛が合わない理由。光役の中谷さんで判明

第12回目にして、どうして自分が軍師官兵衛が合わないのか?
今回の中谷美紀さんの演技評価でわかった気がする。



女性型感情の共感

男性は威張り型で上昇志向=論理的
女性は共感型で感情志向=これ!

これは心理的なもので、夫婦の喧嘩の原因が、この部分が多分にある。
前回のシーンでは、一人息子への思いが、演技として評価されるのはわかります。
確かに良い演技でしたが、黒田官兵衛の妻である光。
良妻であり、自制心が強く、黒田家当主の引き立てる女性としての母親。
そんなイメージがあり、「ぐっと我慢して共感する」というイメージがあったのですが、、



この路線も悪くないです。
キーキー声で感情豊かにするのもいい。
確かにこの路線ですと、お子様を持つ母親関連では、「絶大な支持」があるのはわかりますし、
また、良かったと思うけど、「軍師官兵衛」ですよね。
うーん。納得がいなかない路線なんだよな。





戦国での駆け引きとしての道具
軍師官兵衛ですからね。
家族という視点ではなダメなんですよ。

つまり、人質=政治の駆け引きの道具
という視点や論点や臭さ。
それが滲み出て、やっと最後に家族愛が底辺になってこそ、今回の中谷さんのキーキー声が生きてくる。

岡田さんの軍師官兵衛 戻り、この脚本家の前川洋一さんの軍師って、最大の見せどころが「家族愛」で終わっている。
それは女性層には、絶大な「共感」が生まれるかもしれない。ゆとり大河で若者層には支持されるかもしれない。

けど、戦国時代大河として期待した戦略やきな臭さの雰囲気がゼロ行進である今の軍師官兵衛は、

「どこが軍師なの?」
と思うほど、軍師の「悪人」として強さがない。

それが、妻役光の中谷さんの演技で、強烈な否定へとつながっていると確信した。

自分には合わない戦国大河ですね。


  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 04:063月

2014年03月23日

軍師官兵衛。第12回感想「人質松長丸」

感動の場面であったけどね。
いやいや。
どうして否定的になってしまうのか。
呪われた回についての感想。




キーキー声の中谷美紀が最悪
中谷さん綺麗ですよ。
でも、天然の中谷さんの「性格の悪さ」が解放。
見た人すべてが、「嫌なおんな」と思わせる演出。
いったい演出家の田中さんは中谷さんに何か恨みでもあるのでしょうか?

前にも「妻役光の大誤算。中谷美紀の不評」と書いたのですが、今回はそのものズバリ的中。

いったいなぜ、ここまでダメな「女房光」を演出するのか意味不明。
演出家田中さんのセンスの悪さが光っています。

良妻として光はなっているのですが、よくわからん。









子役の若山キラトさんの棒読み
演技はうまいですよ。
子役としては立派です。

ただし、こちらも演出家の田中さんのおかげで、まったくの棒読み状態
大丈夫ですか!!

本来なら「お涙ちょうだい」なんですが、凄まじく立派な棒読みで、見ている人が呆れれています。
ですから、感動の場面が、「学芸会」の発表の場になっています。
本来、こうした事は演出家が、何度か撮り直して対策するのですが、マイナス才能を開花させる田中さんの力量で、
若山きらとさんの将来は絶望となりました。
ある意味、NHKへ人質に出して、切腹された状態です。








中村プロデューサーの頭の中は?ゆとり大河の正体
大河ドラマ江での脚本家であり演出家であった田渕さんは、けっこうな有名人であったので、
その中身については「お花畑大河」とか「スイーツ大河」とか、ある程度の路線がわかりました。

今回の軍師官兵衛の「悪さ」はいったいどこから来ているのでしょうか。
分析をそろそろしないと、いけない時期にきています。

結論から言えば、中村プロデューサーの「ゲーム脳」だと思います。


ゲーム脳というと、良い面でもとらえられる部分がありますが、今回は悪いイメージでお願いします。
つまり、彼の頭の中は、壮大な構想とか、志とかなく、いつも行き当たりバッタリで、今さえ良ければよい感じ。
現代的な言い方をすれば、「ゆとり大河」なんです。





ええ。
中村プロデューサーの戦国史観は、「ゆとり大河」からすべて来ます。
彼の頭はすべてがゆとりなのです。
ですから、大人向けの大河を期待している人は自然と怒るのです。
「なんだ!このゆとり感覚は!!」と。

付き合ってられません。

  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 21:023月

2014年03月22日

軍師官兵衛はチビだった?岡田准一さんのチビさ演出



おい!
チビ扱いしてんじゃねえよ!

と画面から岡田さんの怒号が聞こえてきそうですが、今回、軍師官兵衛で疑問に思った方もいたのですは?
黒田官兵衛はチビだったのですか?





岡田准一がチビなだけ

ハッキリ言えば、大丈夫なのでしょうか。
ジャニオタと言われる連中ですが、岡田さんがチビ扱いされています。

本来なら、こうした「配慮」は現場では当然するはずです。
チビな方はチビらしくするのではなく、威厳を保つため、遠近法などを駆使してチビではないようにします。

今回、あからさまに、岡田さんをチビ扱いにしています。



岡田さんの身長は、170cmです。少しもったとしても165cmでしょう。
小さいわけではないのです。
最近の高校生の高さから比較すれば、「標準」なのです。


ですが、演出家の田中さんの「いじめ」にあって、岡田さんのイメージダウンは計り知れません。
この件について、現場ではどうなっているのでしょうか。
または、ジャニーズ事務所は圧力をかけないのが不思議です。


本来、チビ扱いの流れは羽柴秀吉であり、彼のチビさは良く知られていますが、軍師官兵衛がチビであったという
記述はあまりなく、大柄でもなく、標準サイズでしょう。
ならば、どうして、このようなチビ扱いをしているのか不思議です。






演出家の田中が悪いだけ

日本で役者を目指そうと思うのですから、それなりに「イケメン」が志願します。
イケメンの志願者は、当然、高い身長を有しています。
それがイケメンの条件のひとつになっているからです。

ですから、田中圭さんの石田三成や、谷原章介さんの竹中半兵衛などの扱いには、十分注意が必要なのです。



それなのに、このザマです。
つまり、この演出家である田中健二さんは、そこまで目が回っていないのです。

このままでは黒田官兵衛はチビであった戦国武将というレッテルが貼られます

まぁ、それはそれで面白いかもしれませんが、愉快ではありませんからね。


  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 04:063月

2014年03月20日

妻役光の大誤算。中谷美紀の不評



江口信長に次いで、不評なのが妻光役の中谷美紀さん。
私も嫌いで、どうしてもこんな役にしたのかわからない。

せっかくの光役。
黒田官兵衛は生涯で1人の妻しか愛さなかった戦国武将。
その妻たる光が魅力的でないといけないのに。





天然の性格の悪さが光役を台無しに

まず、本当に今回の演出家の能力の低さは、異常であり、役者決定をする中村プロデューサーの人の見抜く目の無さは完璧。
毎回ごとに光が、性格の悪い妻として、また、夫である軍師であり当主である官兵衛が、どんどんアホらしくなっている。

これは、もともと中谷さんの「天然」がなせる技であり、その天然さの性格と演出が見事にリンクしている。



中谷さんの天然さを見事に演出したのが、主役で展開したケイゾク。
渡部さんというパートナーに恵まれた事もありますが、全体的にうまく中谷さんを使いました。

今回も渡部さんのような形で、ボケと突っ込みをすればよいのですが、演出家の田中さんの能力不足により、
次回の第12回「人質松寿丸」は、見るに堪えない映像となり、さらに、中谷さんの評判を落とすでしょう。






戦犯田中と中村

スイーツ大河の代名詞となった、大河ドラマの江。
その戦犯は主役の上野樹里ではなく、原作・脚本の田渕久美子さんでありました。
主役の上野さんがかすむほど、田渕さんの脚本が駄作であり、ある意味完成された「スイーツ大河」へと邁進しました。

今回、第11回目して、駄作になっている軍師官兵衛。
主役である岡田准一さんにも少なからず原因がありますし、妻役の中谷美紀さんいもあるし、信長役の江口洋介さんにもある。
全てに共通しているのが、すべてに関して関わっている中村プロデューサーである。


この結論に達したので、悲し限りである。



更にそれに輪をかけて、現場でダメにさせている演出家の田中健二さん。
これも近年に見るお花畑演出の張本人であり、よく役者達は我慢して演技できていると思う。



結局、不平・不満を言わないと、役者としての価値がどんどん下がり、商品価値が下がるのである。
それは平清盛でおおごけした松山ケイイチさんを見れば、大河ドラマで10分の1、20分の1の価値下落になり、
そのあとのオファーが完全にマイナス基調になった。それは江の主役である上野樹里もしかりである。

これに比べて、成功した八重の桜では、主役の綾瀬はるかや西島秀俊さん・綾野剛さんは、現在では
広告へはひっぱりだこである。

まだ3ケ月目である。
戦犯である中村プロデューサーはすでに配置してしまったため、変えることができないが、演出はまだまだ
変更が可能である。早めに役者は「反旗」をしないと、次の仕事に大きな影響が出てくると思う。
  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 05:473月

2014年03月18日

般若顔の女優の福島リラさん



圧倒的な存在感がありました。
「なんだ!この般若顔は!!」と驚いた方も多かったです。

前回の第11回目にして、濱田岳さんと結ばれるという流れ。
多少話題になっていると思ったのですが、あまり書かれていないので、気にしていないかと思いました。

しかし。今回。
感想を読んでいたら、たまたま画像が。

さらに、たまたま感想を読んでいたら。本願寺門徒の女中の件。





福島リラさんの般若顔芸
「ぶさいくだなぁ」
と思われた勝ちです。逆にもうひとりの女中は、全くのエキストラ。名前も顔もどうでもいいのです。

今回の女優の選定では、濃姫の内田有紀などで、単なるコスプレ選定でゲンナリしていましたが、
私好みの「イケテル」女優さんが出てきて良かったです。



何度も見ても、素晴らしい般若顔です。
どこに美貌の要素があるのか不思議と引き込まれる存在感。
こうした「わけわからん」という驚きが良いです。
調べてみると、「福島リラ」さんとう方です。

韓流ドラマなどの美男美女もありですが、こうした「世界唯一の存在感」は好きですね。

濱田岳さんをも、上回る存在価値として、今回の福島さんの起用は100点ですね。
基本は、アイドルとかはまったく関心がなく、前では○○さんが出ていたようですが、感想がありませんでした。すみません。






映画ウルヴァリンに出ているようです

レンタルビデオ店で貸出中ですが、見たいとも思いませんでした。
が、
今回の件で見てみよと思います。(4分頃から出てきます)



ハリウッド映画の日本人の美に対する「ユニークさ」は、いいですよね。

今回も女優陣では、日本でのトップレベルの「美」を揃えています。演技や存在感ではまったく遜色ないのですが、
「記憶に残るほどの印象」としては、すでに使い尽くされたあまりものの価値しかないように思えます

このため、今回の軍師官兵衛での女優の存在価値がほぼなく、妻役光の中谷さんなんかは、ほぼ「マイナス要因」でしかないようになっていますし、評価もその程度が多いように思います。

この点、般若顔の福島さんは、一発の顔芸で、他の女優陣より1歩前へ記憶されていますので、素晴らしいです。

ただし、こうした感想を書いているのが少ないので、「失敗している」可能性もありますがね。



般若のお面。
そして、能面の女性。2つを合わせて、見事に調和されている福島リラさんのお顔です。




  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 05:383月

2014年03月16日

軍師官兵衛。第11回感想「命がけの宴」

見ました。感想を書きます。
ジャニオタという部類があるそうですが、今回は完全に敵にまわすみたいです。





岡田准一の演技の超下手さ

本当にダメですよね。色々と大河ドラマの主役をみていますが、こんなに下手な演技も少ない。
単に大声を上げているだけ

本当に岡田准一さんは才能がないです。
というより、彼はこうした演技ができないのかと思います。
全ての場面で、統一した大声バージョン。
仮に演出家の方が、
「ここは大声で叫んでください」
と指示しているのなら、まだ見込みがありますが、困った時、悩んでいる時、心配な時、喜んだ時、すべて大声で終わっています。

基本として、ジャニオタ連中が支持しているので、何をしても支持されて、敵がいないと思っているのか不思議です。私の目がすべてではないのですから、いいけど、ダメさが11回連続ですからヒドイものです。






見えてこない軍師官兵衛の企画意図
本来、大河ドラマとは、何かしらの企画意図があります。
昨年であれば、八重の桜は、その企画意図は「東北復興支援」がメインであり、その過程で会津若松が選ばれました。

今回の軍師官兵衛の目的とは何か?
ここが重要なのですが、ほとんど見えてこないです。


本来であれば、大河ドラマの天地人のように、直江兼続の「義」と同じように、黒田官兵衛の「義」をメインとして、
新しい「義」や「仁」や「信」について、志や目標があればよいのです。

しかし、脚本家がド下手で、この内容がゼロメッセージです。

このため、何のための大河ドラマの放送なのか、全くわかりません。
近年にみる駄作に仕上がっています。






戦国絵巻の江と通じる点
大河ドラマ江は、第1回目の15分を見て、後の49回目はゼロ回視聴です。それ以外では1・2分程度見た記憶がありますが、完全にスルーしました。ですから、文句がある大河ドラマなら見なければ良いのです。
今回の軍師官兵衛については、ほぼ江と同レベルなので、基本は見ないように心掛けます。

ただし、このブログはネタブログのため、見ないとネタ自体が死んでしまう関係から見ているだけです。
見る価値が無い大河ドラマを見る「苦痛の訓練」として見るようにしますが、本当にダメですね。
近年でいえば、平清盛レベルの質の低さです。
本当に嫌になります。
幸い、私はジャニオタではないので、こうした感想が書けますが、ジャニオタという人達は、今回の岡田さんの「むごさ」について、どう思っているのでしょうか。

ほとんどのジャニオタと呼ばれる人や、岡田さんのファンは、今回の演出家である田中さん。総合プロデューサーである中村さんに強い怒りを抱いていると思います。そうであればいいと思います。



  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 20:573月

2014年03月13日

江口信長が駄目な理由とは

織田信長ファンなので、大河ドラマなどで、織田信長がどんな感じでの
役回りなのか見ています。今回は江口洋介さんですが、評判が悪いです。




イケテル信長と勘違いしている現場

まず、一番思い出深いのが、NHK大河ドラマで信長を主人公にした、
緒方直人さんの信長です。



良い評判もなく、悪い評判もなく、終わりましたが、緒方さんが後から聞いた感想は
非常に良かったです。それは、

自分が役不足であるのがわかっていたので、現場では一言も会話をしないで威厳を保つ努力をしていた

という点です。

これは的場浩司さとの話なのですが、緒方さん程度では、織田信長を演じる「器ではない」といのが自分でもわかっていたようで、
そのため、役作りのために、ともかく「自分を追い込む」という作業を年間を通してしていたようです。

こうした内からくる迫力があるです。
しかし、今回の江口信長は、こうした緊迫感がゼロなのです。

当然、江口さんも同じ事をしているのですが、現場の演出家と脚本家が「お花ばたけ」なので、一気に崩壊しています。
理由も理屈もわかるのですが、凄まじい感じがします。
大河ドラマでなければ許されるレベルなんですけどね。

全体的に低予算・準備不足なのは初期の状態でわかります。
特に平成26年度の大河ドラマは、民主党政権の「遺物」であり、その過程において、NHK内部でのドタバタ劇があったため、
現場は大混乱。

結局は民主党政権は崩壊し、残された平成26年度大河ドラマチームは、後処理と制作の同時並行でズタズタ状態。

こうした事から、現在の10回目に至る経緯を見ると、

元民主党政権に対するあてつけ

みたいな感じで、織田信長をメインとして、ご立腹状態であった点を、すかして見せている感じも理解できますが、
それでも近年に見るダメさです。

後、濃姫役の内田有紀さんが、ダメであると直感したのですが、やっぱり当たっていましたね。
見た感じ、可愛すぎた感じで、単なるファンのコスプレみたいでした。






影武者の織田信長が最高
黒沢監督の影武者。
その中で織田信長役の方がいるのですが、これが一番最高です。



やっぱり、人・もの・金が絶対に必要であり、映像化した時に、そのこだわりが出てきます。
当たり前ですが、仕方がありません。

江口信長を安易に決めた事はありませんが、問題はやっぱり「演出家」と「脚本家」であり、
現場を仕切る監督不在の思想なんでしょうね。

器が小さい現場監督が、そのまま、今回の江口信長の「器の小ささ」に、非常に直結しているように思います。

  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 06:273月

2014年03月12日

軍師官兵衛の脚本がわかった件

3ケ月がたち、オリジナルの脚本である軍師官兵衛。
どうして、ここまでダメな脚本であったのかわかった。




岡田さんを見捨てた脚本

あちこちの感想を総合して、判断すると、凄まじい結論が出てくる。
それは今回、主人公である岡田さん演じる黒田官兵衛を「見捨てている」設定になっている。
つまり、「岡田だけではもたない」というスタンスが滲み出ている。

確かに、
「岡田では大河ドラマの主役で、視聴率は望めない」
という現場感の不安はわかる。

それなら、では誰がその補てんをするかと言えば、ハッキリしていない。
それが今回のドラマの脚本をダメにしている。

近年でいえば、スイーツ大河の代名詞になった「江」があるが、あの脚本家は、スイーツ感覚でしていたから、その内容や分析や演出が、すべて理解できる範囲内でしたけど、今回の軍師官兵衛は、その点がわかりずらい。






戦国が嫌いな脚本
個人的に、この脚本家や脚本は、戦国が嫌いなんでしょう。
なぜか知りませんが、嫌い感が滲み出ている。

わざと悪い演出や、わざと面白くない方向へ向かっている。
言葉にするのが難しいが、
「ここが、この1話の見せどころだぜ!」というのが無い。
あっても、
「ここが、この1話の見せどころ?」となっている。

つまり、この脚本家は、何かに不満なのだ。
そして、その何かは戦国が嫌いなのか?それともNHKに不安があって、「テロ脚本」として展開しているのか。
定かではない。

  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 06:203月