2014年05月11日
軍師官兵衛。第20回感想妄想「囚われの軍師」
人間味あふれる官兵衛の姿に感激。
戦国時代でも稀な孤独の描写。
どうしてキリシタンになったか?心の弱さとは
暗闇の中で、官兵衛の心の葛藤が始まる。
自らの英知を頼みしてきた軍師像であるが、ここから1人の人間としての姿が浮き彫りになる。
孤独・弱さ・悲しさ。
こうした負の感情が牢屋の暗さとリンクして、非常に演出として良い感じになっている。
しかし、全体的に単調になる話。
最初は空腹によるつらさをメインにしていたが、それからは体の異変など、よくあるシーンであるため、
ここの部分をどう描写するのかが見ものであった。
こうした中。
四季を通して獄中にあるため、その「気温」などの変化を、季節の変化=心の変化として描写するのが良い。
また、それが最終的に官兵衛の「心の変化」へとつながり、どうして官兵衛ほどの自信家が、
キリシタンのような「説教」によって、改宗したのか、この段階のふせんでわかる。
宗教とは、単純に心の弱き人がなるものである。
それを嫌味なく心温かく描写するところが、とっても重要であろう。
映像としては、有岡城における四季の移り変わりをメインとして、描くしかないので、この点がもう少しわかりやすく・わかりずらくすべき。今回のシーンでは、それを吐く息の白さなどで表現していたが、それ以外には花が咲くシーンなどで、季節感を上手く演出していたように思う。
最後に。
軍師というと、色々と策を弄して対策する感じがあいますが、今回のシーンではまったくできないため、それが後の単なる策略だけではない「悪の凄み」などを含めた感じの「奥深さ」になり、そのシーンとの連結が意外と重要になると思う。
戦国時代でも稀な孤独の描写。
どうしてキリシタンになったか?心の弱さとは
暗闇の中で、官兵衛の心の葛藤が始まる。
自らの英知を頼みしてきた軍師像であるが、ここから1人の人間としての姿が浮き彫りになる。
孤独・弱さ・悲しさ。
こうした負の感情が牢屋の暗さとリンクして、非常に演出として良い感じになっている。
しかし、全体的に単調になる話。
最初は空腹によるつらさをメインにしていたが、それからは体の異変など、よくあるシーンであるため、
ここの部分をどう描写するのかが見ものであった。
こうした中。
四季を通して獄中にあるため、その「気温」などの変化を、季節の変化=心の変化として描写するのが良い。
また、それが最終的に官兵衛の「心の変化」へとつながり、どうして官兵衛ほどの自信家が、
キリシタンのような「説教」によって、改宗したのか、この段階のふせんでわかる。
宗教とは、単純に心の弱き人がなるものである。
それを嫌味なく心温かく描写するところが、とっても重要であろう。
映像としては、有岡城における四季の移り変わりをメインとして、描くしかないので、この点がもう少しわかりやすく・わかりずらくすべき。今回のシーンでは、それを吐く息の白さなどで表現していたが、それ以外には花が咲くシーンなどで、季節感を上手く演出していたように思う。
最後に。
軍師というと、色々と策を弄して対策する感じがあいますが、今回のシーンではまったくできないため、それが後の単なる策略だけではない「悪の凄み」などを含めた感じの「奥深さ」になり、そのシーンとの連結が意外と重要になると思う。
Posted by 黒田官兵衛考高 at 21:14
│5月