2014年10月05日

軍師官兵衛。第40回感想妄想「小田原の落日」

岡田准一さん主役の大河ドラマ「軍師官兵衛」。
とうとうグランドフィナーレになり、岡田さんも「解放」されたようです。
お疲れさまです。



ジャニーズ事務所の落日

今回は加害者でもあり、被害者でもあったジャニーズ事務所。
岡田さんという切れ者の役者を配置し、NHKを籠絡したのですが、結果としては、
大ブームになるわけでもなく、本音をいえば

やらなくてもよかった

というのが本音でしょう。
1年間、岡田准一という手駒を、NHKに「貸出」していたのですが、それなりのリターンが
必須ですが、得たものと失ったものを比較した場合、プラスマイナスゼロが評価になる。

その意味では、ジャニーズ事務所の「落日」ともいえ、テレビでいくら幅をきかせても、
視聴者をすべて「だます」までには、パンチがきかなかったと言えます。

NHKとしてラッキーだったのは、双方がそれぞれ傷ついたので、喧嘩両成敗の状態になり、
ジャニーズ事務所からの「嫌がらせの圧力」もなく、これから、良くも悪くも、ジャニーズからの
「おさがり主役交渉」は少なくなり、2014年の「押し込み主役」としての岡田さんのような
ケースは無くなるという事でしょう。






最後まで黒田官兵衛にはなれなかった理由

最後まで岡田准一が黒田官兵衛になれなかった理由は明白です。

黒田官兵衛は主役ではなかった

という点です。
戦国では、徳川家康・織田信長・豊臣秀吉など、主役である運命を背負った人物がいます。
それに負けるとも劣らない人物像を書き出すためには、相当の脚本力と演出が必須です。

この件については、脚本家と演出家が「超2流」であったため、最初から無理難題でありました

結果は因果応報。誰も黒田官兵衛が何者かさっぱりわからず、岡田官兵衛は「軍師」ではなく「軍使」という、
お笑い芸人並の扱いが、メインとした内容となってしまいました。

結果、それぞれの「お笑い芸人」が個性をだし、それなりに魅力を発揮したのですが、もう無駄とも言える状態。
一番の被害者は主役の岡田准一であったのは、40回も毎回登場してれば、誰でも知る現実でしょう







生放送感想20回、妄想20回の計40回の感想

テレビが無い生活とは、どんな生活か!
今回は、頭にきたのでテレビを捨てて、20回目から強制的に見れない状態です。

「もう岡田官兵衛みない」
「嫌なら見るな」
とフジテレビさんが言ったように、嫌なら見ていません。

最近では、やっと民放がネットで、後でも見れる仕組みを構築しているようですが、NHKは保守勢力のトップなので、
こうした新しい試みよりも、「守る」ことがメインの組織。
有料のオンディマンド配信はすでにしていますが、年収1000万円平均を守るための「既得権益」は手放すわけもなく、
護送船団方式の「ゆるやかな衰退」を選んでいます。

こうなると、妄想でしか感想が書けない。
結果、どうなるかわかりませんでしたが、気合で20回分妄想を書きました。
「為せば成る」
とのこと。

残りの10回分も、見る気がしない内容と役者なので、妄想で乗り切ります。

Posted by 黒田官兵衛考高 at 20:01 │10月