2014年03月12日

軍師官兵衛の脚本がわかった件

3ケ月がたち、オリジナルの脚本である軍師官兵衛。
どうして、ここまでダメな脚本であったのかわかった。




岡田さんを見捨てた脚本

あちこちの感想を総合して、判断すると、凄まじい結論が出てくる。
それは今回、主人公である岡田さん演じる黒田官兵衛を「見捨てている」設定になっている。
つまり、「岡田だけではもたない」というスタンスが滲み出ている。

確かに、
「岡田では大河ドラマの主役で、視聴率は望めない」
という現場感の不安はわかる。

それなら、では誰がその補てんをするかと言えば、ハッキリしていない。
それが今回のドラマの脚本をダメにしている。

近年でいえば、スイーツ大河の代名詞になった「江」があるが、あの脚本家は、スイーツ感覚でしていたから、その内容や分析や演出が、すべて理解できる範囲内でしたけど、今回の軍師官兵衛は、その点がわかりずらい。






戦国が嫌いな脚本
個人的に、この脚本家や脚本は、戦国が嫌いなんでしょう。
なぜか知りませんが、嫌い感が滲み出ている。

わざと悪い演出や、わざと面白くない方向へ向かっている。
言葉にするのが難しいが、
「ここが、この1話の見せどころだぜ!」というのが無い。
あっても、
「ここが、この1話の見せどころ?」となっている。

つまり、この脚本家は、何かに不満なのだ。
そして、その何かは戦国が嫌いなのか?それともNHKに不安があって、「テロ脚本」として展開しているのか。
定かではない。


Posted by 黒田官兵衛考高 at 06:20 │3月