2014年09月16日

軍師官兵衛。第37感想妄想「城井谷の悲劇」

感想のブログを読んで、感想を書きます。


岡田官兵衛らしい軽薄な行動

信用度ゼロの岡田官兵衛。
カレの演技らしく、軽薄な感じがします。うわべだけの戦国武将役が、しっくりと「はまり役」のような感じ。
重厚感もない、うわべだけの存在。

と。
ジャニーズファンや、岡田ファンが見れば、
「何を!!」
となりますが、評価として、岡田さんと黒田官兵衛は本当に相性が悪い

清廉潔白で真面目でクールな岡田准一さん。
黒田のようなタイプとは、もともと「水が合わない」と最近思う。

これは、前の平清盛を演じた松山ケンイチさんも同じで、
「お前のどこに平清盛の雰囲気があるの?」
と誰でも思うこと。

これと同じように、岡田さんとの相性が悪いと思うのが自然の流れだと思う。
その意味では、中村プロデューサーの役者配置のセンスの無さとも言える点です。





自治体のPR不足と姫路城

現状では、中津市が大フィーバーしていなければいけませんが、どこにもそうした情報がありません。

坂本龍馬が主人公の「龍馬伝」。
高知市や京都市は、大河ドラマ中、観光客でにぎわい「続けて」いたけど、今回の黒田官兵衛は、本来、
九州に来れば、福岡市や中津市など、観光で大フィーバーしなければいけない。

それが、まったくの空振り状態である。

その布石として、やっぱり、「姫路城のおおごけ」があった。
世界遺産としての姫路城と、黒田官兵衛としての姫路城は、全く無関係。
少なからず動員はしたものの、「継続性」がゼロに近い流れになっている


姫路城でもダメなら、田舎の中津市などは、もっと不利な状況。
自治体のPR不足もあるけど、ヤフーニュースを飾るような「大事」はなく、しらけている状態だ。

自治体が盛り上がれば、大河ドラマも自然と盛り上がる。
逆になれば、今回のケースになる。





ジャニーズファンが戦国ファンにならなかった敗北感

岡田准一が主人公になって、ある期待があった。それは

ジャニーズファンが戦国ファンになる予感

という都合のよい感想である。
結果としては、まったくの空振りであり、世の中の女性が、そこまでして応援することはなかった。
岡田准一は岡田准一ファンであり、戦国ファンではないのだ

大河ドラマファンは、戦国ファンの要素が強く、結果として、脚本や演出に目を向けるが、ジャニーズファンはあくまでも、
ジャニーズファンとして染まることがなかった。

結果として、せっかく岡田准一を主人公にしても、その「相乗効果」が、全く発揮されず、
わたしのような「非ジャニーズファン」からは、馬鹿にされ、軽蔑される形になる。
岡田ファンも、もともとNHKを見る層ではないので、「なかったこと」として、すでに切り替えているように思う。

結果として、ジャニーズファンからも見捨てられ、非ジャニーズファンからも捨てられ、
何の実りもないジャニーズ採用となっている。

もともと、芸能事務所の「ひな壇」としての大河ドラマ。
NHKらしい保守的な側面が良く見える結果としてなっています。
今のテレビの活力の無さの原因が良く見える感じです。

Posted by 黒田官兵衛考高 at 22:12 │9月