2014年02月01日

江口信長がダメな5つの理由

大河ドラマ軍師官兵衛において、致命的なミスを連発しています。
第4回を振り返り、独自に分析してみます。



1:主人公の岡田さんのオーラーがない
まずハッキリと言えば、岡田さんは大河の主役を受け持つ力不足。
主人公としてのオーラーがゼロ近くであり、良い男であるけど、良い大河の主役ではないのがわかる。
岡田さん自体の能力が低いというより、マンネリ化した戦国絵巻の中では、
「岡田程度」ではつとまるわけがなく、よって小物程度の「大河ではなく小河」となっている。

だから、岡田程度が小さいのであるから、江口信長などは更に小さい。
歴史上の人物で織田信長を演じる江口さんの力量は更に不釣合いになっている。





2:演出が最低
第4回を通して、織田信長の演出が最低である。
江口信長がギリギリのラインで最低なのに、拍車をかける演出が凄い。
例えるなら、まずい料理に、更にまずいデザートが来て、食う気がなくなるのようなものだ。

何を目指して信長像を出しているのか意味不明。
カッコイイ信長を目指しているのか、センスの無い信長をめざしているのか。よくわからない。






3:江口さん自体が向いていない現実
第1回目から第4回目まで見てみると、どうしても似合わない。

江口信長がダメな5つの理由

単純な人選ミスなんだけど、この人選ミスが初期段階であると、色々と不具合が出てくる感じだ。
江口さん自体が悪いのではなく、採用したプロデューサーの「目の無さ」が一番の原因であり、
江口さん自体が悪くない。
江口さんが織田信長を演じれば、ああなるとわかって採用したプロデューサーの落ち度である。

近年にみるダメ信長役の筆頭に出てくる相性の悪さになっている。






4:脚本がぶれている
この物語の狙いは何か?
それが一番共感できれば良いのですが、この脚本を書いている人が誰で、どれだけ共感を得ているのかと言えば、
ほぼゼロに違いであろう。まったく誰も共感しようとしていない。

本来なら、この軍師官兵衛の物語から得る、ある独特の共感ゾーンがあるのだが、今回はまったくそれがない。
オリジナル脚本である利点が欠点となり、支離滅裂に近い状態になっている。







5:戦国モノの賞味期限
今回の江口信長を見てもわかるように、すでにソーシャルゲームやゲームソフトなどで、
織田信長の「個性」が、異様なほど高まっている中、江口信長はこれと比較すると、普通の「仮装したおっさん」となっている。
このため、戦国モノが世の中に溢れている中、江口程度では、まったく個性がなく、個性があっても、それは最低ランクレベルとなっている。
こうした点から、江口信長は賞味期限とも言える。



Posted by 黒田官兵衛考高 at 13:02 │2月