2014年01月07日

主人公の岡田准一さんが乗り気で無い点

岡田さんにとって、この1年間は厄年になる可能性があります。
その点について書いていこうと思います。



1:松山ケイイチの次の人へ

平清盛という大河ドラマを知っていますか。
そう、近年での主人公でおおごけしたものです。

今回の黒田官兵衛も近い部分が多分にあります。

平清盛における松山さんの「乗り気」がありましたが、それが全力で「空振り」したのは
彼の演技よりも「相性」であり、デスノートのような少し変わった影役ならピッタリなのですが、
迫力がある主人公では、彼には荷が重いという感じでした。

今回の岡田さんは、さらに上を行きます。
つまり、初期段階で「乗り気」ではなく、あくまでも芸能事務所からの「要請」でなっているだけで、
本人が希望して大河ドラマの主人公になっているわけでもなく、やる気のモチベーションは相当に
低いと思います。





2:年間通して評価が下がる
大河ドラマは年間通して、評価されるものです。
今回の軍師官兵衛は、始まりも視聴率という基準では失敗作ですが、内容的にも失敗作になる
可能性が高く、その「全責任」を岡田さんが1人で背負い込む事になります。

これは前の平清盛における松山さんの評価と類似し、さらに将来の結果もほぼ類似します。
このため、本人の実力以上に、年間を通して評価が下がるというジレンマに陥り、結果として、
まったく得ではない点になります。





3:大義名分が乏しい大河ドラマの主人公
前の八重の桜は、「東北復興」がメインであり、そのため、それなりの大義名分がありました。
また、それに関連して、会津藩の「汚名をそそぐ」という点が、多くの視聴者の共感値と類似して、
それなりの成功を得ました。
主人公の力量以上に「付加価値」があったおかげで、綾瀬さんの負担は少なからず減ったのでした。

しかし、今回の軍師官兵衛は、本来なら島津家の物語が決まる予定でしたが、NHKの左翼思想のため頓挫し、
それに代わり急きょ、黒田家をメインにした大河ドラマになっています。

なぜ?今の時に黒田官兵衛をしなければいけないのか?
という点については、ほぼ無価値に等しく、これが岡田さんの「やる気のなさ」と連動して、相当悪いイメージに
転嫁する可能性があります。
足を引っ張る要素が満載のため、平清盛における松山さんと同じ運命になる可能性が高いです。


Posted by 黒田官兵衛考高 at 07:30 │1月