2014年07月20日

軍師官兵衛。第30回感想妄想「中国大返し」

予告編だけを見て感想を書くのは、小保方と同じく「妄想」で博士論文を出すのと同じ手法。
感想としては3流になるのは仕方が無いけね。





岡田官兵衛が評判がいいんだけど

あちこちの感想を見てみると、脚本が良くなり、それに伴い岡田准一の評価が良くなっている。
全20話を見た感じでは、「ありえない」と思うけど、この9回分は見ていないし、これからも見るつもりもない。

中村プロデューサーによれば、3段階で官兵衛の黒さが増すようです。
織田信長時代:白い
豊臣秀吉時代:黒っぽい
如水時代:漆黒

となるようです。それに合わせて、岡田准一の演技も3段階になるようで、織田信長時代しか見ていないので、
「ほう」
としか思えない。

織田信長時代では、小寺鶴太郎の悪ふざけ演技が、最悪の軍師像を演出していたので、単なるわめくだけの
馬鹿軍師にしか見えない岡田官兵衛に嫌気がさしたのですが、少しは「利口な演技」ができるよになっているので、
軍師っぽくなっているからでしょう。

最近では、映画館でみたもので、レンタルビデオで「永遠のゼロ」が開始されそうですから、岡田さんの評価はこちらでは
最高なので、やっと「ほっ」とする感じもありますが、憎まれ感想を28回も書いているので、この路線で最後までいけるか頑張ります。








信長の後継者としての力量。中国大返しの速度感

織田信長時代における中国方面の最高司令官。
それが羽柴秀吉であるが、その下の部下(武将)も一国一城に匹敵するくらい優秀であった。
もちろん、補給部隊として優秀な羽柴秀長・黒田官兵衛・石田三成などが配下にいるのだから、現実的にいって、
他の方面軍ができない理由は、その点にあり、関東軍の滝川一益はボロボロであり、北陸軍の柴田勝家は現状維持、
四国軍の丹羽長秀は合流するしかなく、結局は羽柴軍が総合力で秀でた点である。

こうした果断即決タイプで有言実行の秀吉は、本能寺で戦死した織田信長の遺伝子を、一番強く引き継いだ人であり、
だからこそ、中国の大返しも、難しいようで、それを実現できる凄さが、秀吉軍には備わっている。

下剋上の戦国時代。
実力と運が最低限必要であったため、自然と歴史の頂点へと昇る秀吉軍にいた、黒田官兵衛のラッキーさもある。
そして、その秀吉軍を初期の頃から「先行投資」していた官兵衛は、やはり只者ではないのが、これからの秀吉の
歴史を見ると非常にわかる。

それは秀吉が信長の夢を信じ、忠誠を誓ったように、秀吉の夢をこれから実現させる事で、自らの夢を実現させる
官兵衛の第1歩となるシーンでもある。






毛利家と上杉家。豊臣時代の両翼

中国大返しにおける織田軍の方面軍司令官制度。
この中で、歴史を知る我々は、毛利家と上杉家が、反撃しなかった現実を知ることができる。

この点について書いて感想を書く。

まず柴田軍対上杉軍。
魚津城の戦いに象徴されるように、ほぼ上杉軍の「全面敗北」が決定的であり、信濃からは海津城より森長可が出陣し、2正面作戦であり、
関東の滝川一益軍が加勢すれば、数か月で春日山城は陥落していただろう。

そして、羽柴軍対毛利軍。
これも先の上杉軍と同じく、山陰道から明智軍、山陽道から羽柴軍、そして信長本体が安土から行き、九州からは大友軍が背後から、
戦闘を仕掛ければ、ほぼ毛利軍も数か月で「全面敗北」したであろうと予想できる。

特に山陰道の明智軍がそのまま毛利領へ進軍していれば、確実に毛利家は、瀬戸内海と日本海の2正面作戦で分担されたいた。
その意味では、関東の北条家が田舎大名であった点が例外であり、戦国時代における織田軍の強さを実感していたいであろう。

だから中国大返しは、基本は織田信長の天下布武を前にした前提条件があるがためにできたものだ。
もし、織田軍が毛利軍への余力があれば、撤退する羽柴軍に追撃したのは明白である。

このため、実質的に本能寺が起きると、上杉軍は「天の運」に感謝し、毛利軍も追撃よりも現状維持へまい進した。
結果、ボロボロになる1歩手前に前に羽柴軍と同盟関係を構築し、生き延びる策を最大の外交戦略とした。

逆にボロボロにならなかった北条家は、のちに豊臣軍に敗北するのが証明されているように、中国大返しが出来た最大の
功績は織田信長の強さにほかならない。

けっして秀吉や官兵衛が優秀であったからでもないのが現実ではないのであろうか。





お市に内田恭子。三谷幸喜的な配役にガッカリ

テレビを見なくなった理由としては、ジャニーズ事務所と、吉本興業がメインのタレント構成であり、
独自性がほぼ皆無になっている点。
NHKもその「朱に交われば赤くなる」という流れであり、今回の1回限りの「お試し利用」も大河ドラマでは
許される範囲内と想定してるようだ。

この内田恭子の活用に、ネットの中では大ブーイング。
非常に良い判断と反応ですが、大河ドラマが利権化しているNHKにとっては、こうした事務所圧力操作で、
ちょうちん記事が多く、韓流ドラマと似た「悪臭」がしています。
中村プロデューサーも、もともと理念なき役者配置ですから、実現できた点もありますが、ひどいものです。

内田有紀の使用でもわかるように安直な起用が多く、本来ならまだまだ「金の卵の女優」はたくさんいるのですから、
大河ドラマで地に埋もれた新規の女優を採用し、「花を咲かせる」のがプロデューサーの手腕なんですが、本当にガッカリです

こうした点で、2016年の大河ドラマの真田丸。
監督・演出は三谷幸喜。
テレビ局ズブズブの配役起用。
内田恭子のような起用をたくさんするの予想され、ダメ大河ドラマになる可能性もあり、今から気がかりですね。

Posted by 黒田官兵衛考高 at 23:28 │7月