2014年03月04日

江口信長のミスマッチについて

江口洋介さんの織田信長役。
近年、まれにみする役者のミスマッチ。
軍師官兵衛の前半戦では、主人公以上に目立つ存在であるが故に、厳しい評価となるけど。



はやぶさにおける江口さんの力

たまたま、映画「はやぶさ」をみました。
同じカテゴリーで3本ほどあるようですが、一番良いはやぶさの映画だったそうです。



江口さんの役柄はピッタリとはまり、渡辺謙さんのサポート役に対して、
目立たないけど、パーツとしては素晴らし感じでした。

江口さんは、もともと主人公をするような「器」がある人ではないのです。
織田信長という「神的な主人公」は、江口さんのような「小人」ができるわけでもなく、
それが大きなミスマッチになっています。


その意味では、キャストを設定した中村プロデューサーの力量の無さが立派に証明されているだけであり、
その犠牲者になったのが、江口信長でしかないように思います。








悪人になれない江口さん人生

江口さんは今までに人を殺した事がないのでしょう。(想像で)
だから、信長の狂気を演じるのは難しいと思います。

江口信長から発する言葉は、「人魂」ですから、彼の人生で悪事を働いた経験がないのがわかります。
いじめにあったとか、いじめていたとか。小さい誰でもあるような経験なんですが、彼の人生は
「いわゆる平凡」であり、その平凡さが安心感につながっているのですが、これが江口信長になると、
「こいつ 何をやっているんだ」
となるわけです。

問題なのは、本来なら第1回目の撮影から、その異変に気付くべきであり、演出家の人を見る目が
ゼロなのが痛いです。設定部分を早めに対策して、なるべく江口信長の出番を少なくし、話さないようにする
という設定をしなければいけないのですが、10回目になっても気づいていないのが痛いです。

Posted by 黒田官兵衛考高 at 07:03 │3月