2014年01月10日
国宝姫路城に思う事
今、姫路城は改修作業で天守閣が見えません。
このため、この写真は2003年の11年前に撮影したものを出しています。
データベースから拾い上げて掲載しました。
何度も見ても、姫路城の綺麗さは別格です。
特に天守閣は、富士山と比較しても、ほぼ日本の象徴のような綺麗さと
完璧さが融合されています。どの角度から見ても素晴らしい建築です。
世界遺産という形でありますが、日本が誇るべき象徴と思えます。
現在の姫路城と、大河ドラマの中で出てくる姫路城はまったく別物です。
ですから、この写真ようなものはほぼ、江戸時代のものとであり、
戦国時代のものではなく、なおかつ、秀吉に仕えたものではありません。
しかし、戦国のロマンを知る上でのお城の魅力としては、
これ以上の無い手本としてみることができます。
ですから、一度は姫路の天守閣へ、行くのが良いと思います。
一生に1度は姫路天守閣の素晴らしさを目にするのが良いでしょう。
もともと、江戸時代には、戦国の下克上のような世界にならないように、
築城は規制されており、戦国のルネサンスを知るのは、この姫路城のような
ごく一部になっています。
このため、または、戦時の中で木造建築が生き残るのは至難でした。
京都に原爆が落とされない理由は、世界的な遺産があったとされています。
逆に広島や長崎はこうしたものがなかったと言われています。
たかだか400年前の建造物でありますが、今の高層ビルと比較すると、
どうしても「ロマン」が感じられないのはしかたがありません。
鎖国という日本和文化が開花した安土・桃山文化ですから。
こうした一見簡単な姫路城こそ、非常に戦国のルネサンスを知る上で、とっても良いものだと思います。
改修が来年まであり、平成27年度からは見れますので、ちょうど軍師官兵衛が終わった次の年などに
もう一度見に行こうと思っています。
http://himejijo-syuri.jp/
参考URL
Posted by 黒田官兵衛考高 at 07:34
│1月