2014年07月20日

軍師官兵衛。第30回感想妄想「中国大返し」

予告編だけを見て感想を書くのは、小保方と同じく「妄想」で博士論文を出すのと同じ手法。
感想としては3流になるのは仕方が無いけね。





岡田官兵衛が評判がいいんだけど

あちこちの感想を見てみると、脚本が良くなり、それに伴い岡田准一の評価が良くなっている。
全20話を見た感じでは、「ありえない」と思うけど、この9回分は見ていないし、これからも見るつもりもない。

中村プロデューサーによれば、3段階で官兵衛の黒さが増すようです。
織田信長時代:白い
豊臣秀吉時代:黒っぽい
如水時代:漆黒

となるようです。それに合わせて、岡田准一の演技も3段階になるようで、織田信長時代しか見ていないので、
「ほう」
としか思えない。

織田信長時代では、小寺鶴太郎の悪ふざけ演技が、最悪の軍師像を演出していたので、単なるわめくだけの
馬鹿軍師にしか見えない岡田官兵衛に嫌気がさしたのですが、少しは「利口な演技」ができるよになっているので、
軍師っぽくなっているからでしょう。

最近では、映画館でみたもので、レンタルビデオで「永遠のゼロ」が開始されそうですから、岡田さんの評価はこちらでは
最高なので、やっと「ほっ」とする感じもありますが、憎まれ感想を28回も書いているので、この路線で最後までいけるか頑張ります。








信長の後継者としての力量。中国大返しの速度感

織田信長時代における中国方面の最高司令官。
それが羽柴秀吉であるが、その下の部下(武将)も一国一城に匹敵するくらい優秀であった。
もちろん、補給部隊として優秀な羽柴秀長・黒田官兵衛・石田三成などが配下にいるのだから、現実的にいって、
他の方面軍ができない理由は、その点にあり、関東軍の滝川一益はボロボロであり、北陸軍の柴田勝家は現状維持、
四国軍の丹羽長秀は合流するしかなく、結局は羽柴軍が総合力で秀でた点である。

こうした果断即決タイプで有言実行の秀吉は、本能寺で戦死した織田信長の遺伝子を、一番強く引き継いだ人であり、
だからこそ、中国の大返しも、難しいようで、それを実現できる凄さが、秀吉軍には備わっている。

下剋上の戦国時代。
実力と運が最低限必要であったため、自然と歴史の頂点へと昇る秀吉軍にいた、黒田官兵衛のラッキーさもある。
そして、その秀吉軍を初期の頃から「先行投資」していた官兵衛は、やはり只者ではないのが、これからの秀吉の
歴史を見ると非常にわかる。

それは秀吉が信長の夢を信じ、忠誠を誓ったように、秀吉の夢をこれから実現させる事で、自らの夢を実現させる
官兵衛の第1歩となるシーンでもある。






毛利家と上杉家。豊臣時代の両翼

中国大返しにおける織田軍の方面軍司令官制度。
この中で、歴史を知る我々は、毛利家と上杉家が、反撃しなかった現実を知ることができる。

この点について書いて感想を書く。

まず柴田軍対上杉軍。
魚津城の戦いに象徴されるように、ほぼ上杉軍の「全面敗北」が決定的であり、信濃からは海津城より森長可が出陣し、2正面作戦であり、
関東の滝川一益軍が加勢すれば、数か月で春日山城は陥落していただろう。

そして、羽柴軍対毛利軍。
これも先の上杉軍と同じく、山陰道から明智軍、山陽道から羽柴軍、そして信長本体が安土から行き、九州からは大友軍が背後から、
戦闘を仕掛ければ、ほぼ毛利軍も数か月で「全面敗北」したであろうと予想できる。

特に山陰道の明智軍がそのまま毛利領へ進軍していれば、確実に毛利家は、瀬戸内海と日本海の2正面作戦で分担されたいた。
その意味では、関東の北条家が田舎大名であった点が例外であり、戦国時代における織田軍の強さを実感していたいであろう。

だから中国大返しは、基本は織田信長の天下布武を前にした前提条件があるがためにできたものだ。
もし、織田軍が毛利軍への余力があれば、撤退する羽柴軍に追撃したのは明白である。

このため、実質的に本能寺が起きると、上杉軍は「天の運」に感謝し、毛利軍も追撃よりも現状維持へまい進した。
結果、ボロボロになる1歩手前に前に羽柴軍と同盟関係を構築し、生き延びる策を最大の外交戦略とした。

逆にボロボロにならなかった北条家は、のちに豊臣軍に敗北するのが証明されているように、中国大返しが出来た最大の
功績は織田信長の強さにほかならない。

けっして秀吉や官兵衛が優秀であったからでもないのが現実ではないのであろうか。





お市に内田恭子。三谷幸喜的な配役にガッカリ

テレビを見なくなった理由としては、ジャニーズ事務所と、吉本興業がメインのタレント構成であり、
独自性がほぼ皆無になっている点。
NHKもその「朱に交われば赤くなる」という流れであり、今回の1回限りの「お試し利用」も大河ドラマでは
許される範囲内と想定してるようだ。

この内田恭子の活用に、ネットの中では大ブーイング。
非常に良い判断と反応ですが、大河ドラマが利権化しているNHKにとっては、こうした事務所圧力操作で、
ちょうちん記事が多く、韓流ドラマと似た「悪臭」がしています。
中村プロデューサーも、もともと理念なき役者配置ですから、実現できた点もありますが、ひどいものです。

内田有紀の使用でもわかるように安直な起用が多く、本来ならまだまだ「金の卵の女優」はたくさんいるのですから、
大河ドラマで地に埋もれた新規の女優を採用し、「花を咲かせる」のがプロデューサーの手腕なんですが、本当にガッカリです

こうした点で、2016年の大河ドラマの真田丸。
監督・演出は三谷幸喜。
テレビ局ズブズブの配役起用。
内田恭子のような起用をたくさんするの予想され、ダメ大河ドラマになる可能性もあり、今から気がかりですね。  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 23:287月

2014年07月13日

軍師官兵衛。第29回感想妄想「天下の秘策」

春風亭小朝さんがダイエットして明智光秀を好演されたようです。
相変わらず見ていないので、予告動画をみて妄想感想を。



光っている女優陣の功績

もうすぐ、大河ドラマ「秀吉」を見終わります。DVD11巻目です。
今回は秀吉役が竹中直人さんなので、ほぼ同時代設定ですので、まずはその感想と連動。

おね役は今回、黒木瞳さんが演じています。
完全な脇役なので、仕方がありませんが、大河ドラマ秀吉でのおね役は、ほぼ主役級です。
そんな主役を演じている沢口靖子さんが素晴らしいの一言。



竹中秀吉を上回る役所と存在感。
演技も素晴らしいが、それを十分生かし出す脚本と演出。
沢口靖子さんの代表作とも言えるものになっています。

いかに秀吉が天下の嫁であるおねに依存しているのか、わかる良き例であり、
とっても上手い・上手いです。

そして、さらにこれを上回るのが、母親役の市原悦子さんのなか。
これは、もう、感想がないくらい。ドラえもん級の「役どころ」であり、あの尾張訛りが「絶品」。



後半に行けばいくほど、なかの存在が秀吉に与えた影響と、歴史を変えた内容が素晴らしい。
特に家康に人質になる場面などは、「鉄砲3万丁」の存在として、家康を説得させた部分など、
太閤秀吉の豊臣政権における舵取りの大きな部分を背負った存在感として書かれているのが素晴らしい。

こうした感想を書くのも、今回の大河ドラマ官兵衛の妻役である光。
それを演じる中谷美紀さん。
ほぼ感想が無いのが特徴であり、これはやっぱり女優陣を殺してしまっている脚本家と演出家の
両責任であると、大河ドラマ秀吉を見ていると、本当に思う感想である


もともと、光自体が存在が小さい部分があるので仕方がないけど、それでも
黒田官兵衛をして、生涯、側室を1人も持たないで、唯一、光だけを愛した官兵衛。
そうした点からみれば、もっと光の存在が「光っていて」良いと思うけどダメなんですね。

それは信長の正室として登用したお濃役の内田有紀。
感想を読んでみると、「時代劇初挑戦」となっていますし、やっぱり私の感想全体の流れからみると、
中村プロデューサーの「女優陣の見る眼の無さ」が、「光っている」と言える一言である

お濃役の内田有紀のひどさ。
内田さんの演技の下手さもすごいけど、それを江口信長とリンクさせる凄さは、
早く本能寺の変で死んでもらいたいものと言えるレベルであった。





織田家の軍師としての光秀

大河ドラマ秀吉の中で、全体の3分の2を占める織田家のパート。
織田信長役の渡哲也さんの存在は、素晴らしいの一言で終わるのですが、その中で
織田家の両翼である羽柴秀吉と明智光秀。

ほぼ織田家の軍師としての知性と能力。その対比として、明智光秀役の村上弘明さん。



知性と教養のバランスが取れた役所を見事にこなしています。
渡信長がすごい面もありますが、竹中秀吉・渡信長と比較しても、村上光秀の役は、
それにまったく遜色ない存在感で、本当に心地よい感じで見られます。

こうした「双璧」をなす人が、大河ドラマでは必須であり、主人公が光輝くためには、
脇役が主役以上に存在価値を出すことが必須です。

今回の軍師官兵衛における役所で、こうした存在が「見事に小粒化」しているのが悲しいです。
これも中村プロデューサーの手腕なのですが、民主党政権の中で、突然決まった軍師官兵衛。
時間が無かったので仕方がありませんが、見る価値が無い原因となっているのは仕方が無い部分として
感想を書いています。  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 23:357月

2014年07月08日

軍師官兵衛。第28回感想妄想「本能寺の変」

15秒の予告動画を見た感想なんでね。
妄想力を発揮して書いてみます。



江口信長がダメな声

「人間五十年~」
と江口さんが敦盛を唄っているのですが、画像は「おお!信長らしい」と思うのですが、
江口さんの決定的にダメな部分が「声」だと思うのです。

あの優しい悪のかけらもない「清いまっすぐな声」は、信長の悪魔のような感じがないのです。
上手い・下手というレベルでいえば「声優失敗」とも言える部分であり、それが全体の雰囲気にも
連結しているのに、現場では気づかないふりをしているのが痛々しい。



現在、大河ドラマの秀吉をDVDで見ています。
織田信長役は、渡哲也さんで、西部警察での石原プロモーションのドンです。
ですから、自然と、
「俺についてこい」
という雰囲気の声が心地よく、江口と渡を比較すると、天地の差が実感できる。

これは生まれ持った「天性」ですから、役者の配置を大間違いした中村プロデューサーの手腕なんで、
どうしょうもありませんけどね。





岡田官兵衛の悪い顔ってこの程度?

動画ですでに28回目が見れますが、岡田さんが、
「官兵衛役の岡田は「大河の主演としてはギリなくらい悪い顔をしてる」と不敵な笑みを浮かべてアピール。」
と書いているので期待したのですが、

「ええ!男前じゃん」
という程度。

大丈夫でしょうか。岡田准一。
頭おかしいと思います。演技の下手さがにじみ出ている感じで、悪い顔というより、いい男顔だけです
この程度が岡田准一の「悪い顔」なんでしょうか。
見なくて正解です。

もし、岡田さんに伝える事が出来るのであれば、悪い顔は・・・・
映画「利休」で山崎努さんが演じた秀吉。





いつも思うけど、岡田准一って。
戦国時代の映画とかドラマとか、ほとんど見ていないと思う。

どうしてかと思うと、パッと昔の戦国武将を演じた作品が、どんどん思い浮かぶから、今の自分の演技と、
過去の名優が演じた戦国武将を比較すると、いかに自分の「演技の下手さ」が滲み出ているのか、
簡単に理解できるのに、それをいとも簡単に「悪い顔」とか言う無神経さがすごい。

まぁ、軍師官兵衛を見ている人も、その程度だから、いいような気がしますが、
過去の戦国時代の作品を、レンタルビデオ店で見て、少しは「勉強」すべきなんですけどね。

頭が悪そうな人は、頭が悪そうな戦国絵巻で充実しているのが、日本クオリティともいえ、
昔の韓国ドラマでワーワーと騒いでいた風潮と少し類似し、だからこそ、日本クオリティとも言える現状に
少しドラマ文化度が低いように今更ながら思う。

やっぱり、ジャニーズ事務所は、大河ドラマで主役を演じるべきではなく、実力と比例して
批判されないようでは、岡田准一本人にとっても良くないことだと思う。


ジャニーズファンが結局はレベルが低いと、ファン度が後押しして、戦国演技を比較できないのが
今回の大河ドラマのレベルの低さの「致命傷」とも言える。


  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 05:517月

2014年07月05日

オール・ユー・ニード・イズ・キル感想

B級映画が好きなので、会員デーで1000円の日には、チョコチョコ見ています。
最近では、「ロボコップ」・「ノア」とか「300」とか、館内で眠そうになりながら、見るのが楽しみなのですが、
今回のオール・ユー・ニード・イズ・キルは、マトリックスの「ちょっとした感」がありましたので感想。




トムクルーズの安定感がすごい

大御所なんだけど、感情移入がしやすい。
もう何度も何度も主人公として見ているトム。
だけど、今回も少佐の立場をうまくこなし、成長してハッピーエンドまでもっていく安定感がハンパない。



もう、すでにいい歳なんだけど、その存在感は若くもあり、いい歳でもあり、厚みがあり安定感が心地よい。
今のワールドカップでいえば、ボールを持っただけで、信頼感抜群の選手のような一瞬でわかる「うまさ」がにじみ出ている。

シナリオ・監督・映像。そして相手の女優。
すべてが完璧に近い感じであっても、主人公がダメだと、物語全体がダメになりますが、
トムのおかげで、100%の内容が140%までに引き上げている点が賞賛できる。







日本人的なSFシナリオがもともと良い

今回の作品はもともと、日本の漫画が原作であり、その内容を映像化したもの。
その意味では、元の作品が優れていた点がある。



ただし、それを映画化して、役者を配置して、最高の作品として世に送り出す力やノウハウは、
やっぱり実力の世界であり、日本の「映画力」では無理であろう。

今回の監督はダグ・ライマン。マッドデーモンの作品である「ボーン・アイデンティティー」。
素晴らしい脚本と撮影であるから、ある程度、期待してみたけど、やっぱり、トムとマッドデーモンが、
うまく重なるくらい、良い感じで「超人」じみた感じに仕上がっていた。

だから、こうした漫画からきたSF作品は、簡単にB級へと下がるかと期待したが、それが絶賛するほどまでに
なったのは、ライアン監督の大きな手腕であろう


近年では大ヒットしたマトリックスに次ぐ良い作品に仕上がっており、日本人としては誇らしい。







エメリー・ブラントがいい

よく、こういう映画では、「トムクルーズ主演」とか、ミーハーな宣伝が多く、トムファンの女性に
ターゲットを当てたり、大御所のトムだから見ろよ!とか、本質を理解しない形があります。

今回の中で、トム以上に大きな成果を上げた方がいた。
見ればわかりますが、もう片方の女優であるエメリーブラントが素晴らしい。



きれいな方なのはわかりますが、演技が先で、二の次に美。
日本の女優さんでは、ダメな流れも、作品と同化するという点では、二の次という「迫力」が伝わります。

「誰!エメリーブラント」というのが流れなんですが、ほぼ主人公を飲むほどの演技と実力。
それをうまく演出させた監督の手腕なんですが、世界では確かに3流ではありますが、
映画を見ればわかりますが、彼女の力が、大きな支えになっているのは簡単にわかります。

最近では、レンタルでも可能となっているゼログラビティでのジョージ・クルーニとサンドラ・ブロックのような
2人の関係性に近く、見ていて「ああ!こっちのが目立つね」という感じがあります。



  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 08:067月

2014年07月01日

軍師官兵衛。第27回感想妄想「高松城水攻め」

高松城水攻め。
これは戦国史では、やっぱり戦が、単なるチャンバラ的なものから、土木建築を有する「経済戦争」へと
大きく変わった節目になっている点がある。



経済戦争という側面

黒田官兵衛のすごい点は、竹中半兵衛のような「兵法」による局地的な戦闘による采配より、
今回の高松城の水攻めのような、大規模な土木工事による経済戦争をメインにした采配が
とっても冴えている点だと思う。

羽柴秀吉の下で、金・銀の使い方を熟知し、天下の補佐役である羽柴秀長と共に、
敵の兵力の多寡よりも、「総合的な経営力」をメインとした、経済戦争の仕組みを早い段階から
熟知し、それを無理なく対応している点。

現在でいえば、ゼネコンのような総合建築の代表取締役のような手腕をメインとした英知を有し、
いつ・どこで・どれだけの資金ニーズや大型建設が必要であり、どの程度の効果が期待できるのか。
こうした点を戦国武将でありながら、常に戦の中で考え実行している点。

こうした発想は、本来なら織田信長が本能寺の変で死ななければ、それほど目立つ事はなかったのであろう。
その意味では、信長の死がそのまま黒田半兵衛の未来志向を大きく後退させた点も歴史の皮肉と
言えるかもしれない。







組織の呪縛という側面

徳川家康が本格的に物語の中に出てきます。
織田信長が天下布武による中央集権と、宗教戦争という偉大な改革をして、
豊臣秀吉が信長の意思を継ぎ、日本の統一した。

家康のすごい点は、この2人の先人の発想には無い、日本人的な資質を植え込みさせ、
「戦いの無い世の中」を、武器ではなく精神で束縛させた点にある。

つまり、戦いを好むものを抹殺し、競争を好むものを排除させた
これが江戸時代から現在の平成時代まで続く「非上昇志向」を植え付けさせた点はすごい。

「出る釘は打たれる」
という戦国時代ではありえない価値観を、家康は晩年に「組織という戦争」で戦い、
江戸幕府の世の中で作り上げた。

結果、日本における大規模な戦争は皆無になり、幕末までこの価値観は日本人的な気質になっていく。  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 04:577月

2014年06月24日

軍師官兵衛。第26回感想妄想「長政初陣」

黒田長政。
ほぼ福岡の基礎であり、地元では黒田官兵衛よりも数百倍の「殿様度」だと思います。
地味な戦国武将ながら、関ヶ原での場面など、いちいち出てくるので、すごく重要度が高いと思います。



松坂桃李で大丈夫なのか?岡田准一の二の舞に!

今回の大河ドラマの脚本家と演出家が、レベルが低い事は周知の事実となっている。
駄作の下には名作は生まれず、駄作の下には新人の名優が誕生しない
つまり、重要なことは、松坂桃李の「こせがれ」が、今回の駄作で地に落ちる可能性がある点だ。

これは大河ドラマ「江」で、主役を演じた上野樹里が、大悪人の脚本家である田淵久美子の「魔の手」にかかり、
一緒に沈没した事と類似する。こうした危険性が理解できていない。

それは岡田准一を主人公に、1話から20話まで見てきた感想であり、凄腕の「バカ軍師」を誕生させた能力は、
すさまじい「気合」であり、その気合のまま、黒田長政が、そのまま「バカ殿様役」を演じてしまう可能性があるからだ

それというのも、名優であった岡田准一を、いとも簡単に「ダメ軍師」にしてしまうのであれば、
松坂桃李程度の「超小物」など、簡単に今の脚本家と演出家で、片手で転がすように、簡単に操作できると思うからだ。

その点を松坂桃李は早く理解して、岡田准一が「罠」にかかったようにならないようにしなければいけない。
すでに26話にもなれば、後半で黒田長政の存在感は重要であるからだ。

松坂桃李さんがどの程度の実力はまったく見ていないのでわからない。
上野樹里のような末路にならい事を祈る。







鬼才大友啓史の下で成長した佐藤健を見よ

第26回の感想は黒田長政演じる松坂桃李の「こせがれ」の話ばかりになりますが、
それでも
「ああ!ダメだ!こいつ」
と思ったら、一番最後になって、
「えええ!すごいいいじゃん」
となった新人の方がいました。

それが佐藤健です。
大河ドラマ「龍馬伝」。全50話を生でほぼ見ましたが、同じように「小物役」として岡田以蔵役を演じきり、その評価は、
翌年からあり、今では若手の俳優の顔にまでになっている。自分の目利きが評価されてうれしい。

しかし、その「成長」を支えたのが、鬼才の監督・演出家である大友啓史。
この方は黒沢監督の再来ともいえる能力の持ち主でありますので、その下で演じられる「役者冥利」となる。

また、大友組の流れがあり、実際には、福山雅治が主人公で人気だと言われていましたが、実際には
実力個性派俳優の陣容である
・伊勢谷友介(白洲次郎主役)
・大森南朋(ハゲタカで主役)
・香川照之
・青木崇高
・ 田中泯
など素晴らしく、女優陣でも
・真木よう子
・寺島しのぶ
などうまく使いこなす能力と先見性があった。

そして、その才能を映画で主役のるろうに剣士で大友監督として作品にしている。
個人的に見たけどつまらなかった。



今回は「あの田中」です。
そして、あの脚本家の下です。
大友をして佐藤健。
だぶんダメでしょう。





大河ドラマのジャニーズ依存症

今回の大河ドラマを見てみると、岡田准一ファンに大きく依存していて、
それが「成功の元」になっているように思う。
この点は、ファンが応援するのは当然であり、何の問題もない。

私が問題とするのは、そのファン心理を「うまく利用されている」という点について、
「これダメじゃね」
という点。

特に女性ユーザーの「頭の軽さ」はどうしょうもなく、それが大河ドラマの「質の低下」に直結する怖さがある。
中身がないジャニーズ大好きユーザーは、ある意味盲目的であるから、岡田准一のすべての演技が素晴らしいと錯覚する。
それ自体は「恋」なのでいいのですが、それを中村プロデューサーがうまく利用して、
どんどん大河ドラマの「質の低下」を加速させている点が許せない。

もちろん、まだ残り24話あるのですから、改善・改革すればいいのですが、今回の松坂桃李起用も、
「将来性がある新人を育てる」
という着目点ではなく、単なるジャニーズ依存症の視聴者をうまく利用しているようにしか見えない点がある。

最終的には、大河ドラマ江のような無駄な戦国時代絵巻にしてほしくないのが願いだ。

  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 07:266月

2014年06月22日

軍師官兵衛。第25回感想妄想「栄華の極み」

夜の8時にいないので妄想感想を。

http://www1.nhk.or.jp/kanbe/story/index.html
これだけで感想書くのだからしんどい。


春風亭小朝の光秀

まず、全体的に役者選定の「下手さ」が目立つ。
小寺殿様の鶴太郎の主君像も、単なるバカ殿様で終わっているし、今回の光秀の鋭利さも小朝師匠では、
多なる小物としてしか見えない。



結局のところ、何度か書いているけど、中村プロデューサーの「役者を見る眼の無さ」が見事に設定されていて、
全体的に登用のダメさが際立っているのがわかる。

すでに「高い評価」として、江口信長のダメさは、どの感想を見ても、合格点ではないことが証明されており、
多くの人が直観的に感じているようだ。

それと同時に、小物感がある小朝師匠の「明智小朝」は、足軽程度の身分であれば、それなりであるが、
織田家NO1の度胸と博識さが、まったくゼロな点が素晴らしい点だ。





黒田長政は大丈夫なの?

私は松坂さんという方を、まったく知りません。ジャニーズ事務所の方なのでしょうか。

松坂桃李 - Wikipedia

見た雰囲気が失礼かもしれませんが、「岡田准一臭」がプンプン漂う軽さがあります。
ファンの方には「大好き」という程度の役者の軽さがあり、下手な演技や存在感でも、「応援組」がいることで、
どうにか支持されている情けさながプンプン臭うのが悲しい雰囲気です。

相変わらず岡田官兵衛の演技の下手さは、その存在感のダメさで一発でわかるのですが、やっぱり
「演技の若さ」があり、平清盛役を演じた松山ケンイチさんと同等の「むごさ」が全50話の評価となるのでしょう。

残念なことに、1話から50話まで、最終的に演技者として進化するのは無理そうな感じ。
頑張っても無理だと思うような雰囲気です。

この「演技の若さ」が好きな人は、新しい黒田官兵衛像として見れるのですが、私は嫌いなので見れません。
好き・嫌いがはっきりしているので、「嫌なら見るな」のとおり、見ておりませんので妄想感想になりますね。
  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 14:476月

2014年06月19日

黄金の日々。大河ドラマを見て感想ベスト5役者

黄金の日々。
全50話見ましたので、感想を書きます。
つなみに、録画とか無いので、軍師官兵衛を夜8時に見ないでいる生活は楽ですね。



ともかく役者の「独特感」が素晴らしい。
内容は戦国時代のドラマなので、今の軍師官兵衛と類似する「脇役の主人公」が良い。
いかに今の大河ドラマの役者が「小さい」のかわかる。

気にいった方などを感想を書いてみます。




1位:近藤正臣の石田三成役

これは本当に最高。最近では龍馬伝での山内容堂役でしたね。
その若き日の近藤さん。



この渋さと、声のトーンの奥深さ。
三成の英知と見識を見事に表現し、そのプライドの高さもズバリそのまんま。
役者配置の見事さです。
動画は細川ガラシャ役の島田陽子さん。若き日の島田さんは綺麗だったんですね。

これは千金の値の役。
ぜひ動画をご覧ください。ビックリしますよ。







2位:鶴田浩二の千利休役

映画「利休」にて三国連太郎さんが演じた千利休が最高だと思いました。
山崎努さんの秀吉の独特感。最高の戦国絵巻です。

この方以上の方などいないと思ったのですが、この独特感。まさかいるとは。



堺の物語なので今井宗久・津田宗及と並んでいる千宗易。
当然、堺の英知なので、本当に優れた人がしたないといけませんが、これが見事でした。
一見の価値あり。ぜひ動画をご覧ください。







3位:根津甚八の石川五右衛門役

若き日の根津さん。アウトロー役としてのカッコよさが爆発しています。
恋役として夏目雅子さんのモニカさんと掛け合いも素晴らしい。



主人公の市川染五郎さんが「さっぱり」した方なので、根津さんがいることで引き締まる。
前半では3バカグループとして、川谷拓三さんの杉谷善住坊がいることで、最高の相乗効果がありました。
配役の素晴らしさが際立っています。

どの役者も若き日のトップレベル。見事に各パーツを埋めるジグソーパズルのうまさを見た感じ。
今の黒田官兵衛の3バカ家臣とはまったく違います。







4位:緒形拳の豊臣秀吉役

若き日の緒形拳。
上司である織田信長役に高橋幸治。あえて高橋を順位に入れないのは、やっぱり緒形拳を生かすも殺すも、この独特な関係。
ぜひ、動画をご覧ください。



後半における秀吉役の限界は感じたものの、素晴らしいの一言。

現在の軍師官兵衛における信長役の人と秀吉役の人との「緊張感の差」の落差があまりにもある。
黄金の日々における秀吉役。運が天に味方した感じもあるが、それでも良い感じだ。








5位:栗原小巻の美緒役

主人公がさっぱりしているので、この方が恋人役としていることで、全50話が、しっかりとした「重さ」がありました。
単なる綺麗ではない、独自の「フェロモン」があり、美人「だけ」ではない色香があります。



最近の「アイドル使用」の大河ドラマの安っぽさにはない真のアイドル的な役回り。
全50話に出続けるだけだあり、演技と存在感は半端ないのが素晴らしかった。
こうした女優の存在感がほしいものです。





大河ドラマ黄金の日々の感想

本当に今の軍師官兵衛と似ている設定です。
脇役である納屋助左衛門を主人公にしている時点で、「大丈夫か!」という点です。

この不安を逆手にとって、見事に「自由奔放」に役者配置をして、見事に「大成功」させた感じです。

主人公以上に魅力的な役者がゴロゴロいすぎた戦国絵巻

今回のベスト5以外にも、今の岡田准一以上の魅了する役者がゴロゴロいます。
その意味では本当に今の大河ドラマを見ている人は「悲惨」であると言えます。無駄な45分を過ごしているからです。

もちろん、1978年。今から30年以上も昔です。
日本経済が高度経済成長へと進む時代ですから、比較するには「時代」が違いすぎます。

こうした過去の大河ドラマを見てみると、大河ドラマの「斜陽産業」であるのがわかりまして、少し悲しいと思いました。
昔の方が何倍も面白い戦国ドラマってどうなの?と思います。  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 07:026月

2014年06月14日

黒田孝高の戦国武将としての歴史カ

今回の大河ドラマで大きな発見がありました。
それは下記の記事です。

「軍師官兵衛」初回視聴率は西高東低 関東18.9%、関西23% - MSN産経ニュース

そして、それを裏付けるように、ウィキを見てみると、関東が関西を抜き出したのがありません。



全て「関西連戦連勝」です。




関西人気のわけ

黒田官兵衛の経営領地は、姫路からスタートし、最終的には中国・関西・四国・九州となります。
このような流れであるから、自然と戦国武将としての尊敬度として、西よりになるのは当然でしょう。

しかし、逆に言えば、ここまで「関東不人気」といのが理解が出来にくい部分であります。
戦国武将であれば、多少の地域性は無視してよいし、毎回、「関西勝利」となるのも不思議です。

分析してみると、大河ドラマの「観光」が大きく寄与していると思います。
関東で暮らしていると全くわかりませんが、関西方面では、それなりに、「軍師官兵衛の観光業」が成功していると言われています。

関東から関西以西になると、旅行となりますが、関西方面なら、日帰りに近い気軽なレジャーです。
そうなると、自然とドラマの内容よりも、地域性が重要になりますし、見方が全く違います。

こうした事を分析してみれば、やっぱり大河ドラマは「観光」に大きな依存があるのですが、それは
「見る」という行為にも大きく寄与している点があると認識できる。





黒田家は武将ではなく殿様

個々の感想に分かれますが、黒田家とは関東では「武将」、関西では「殿様」となっている気がします。
つまり、武将であれば、単なる駒程度ですが、殿様となると、敬う人になるわけです。
自然と、親しみ度は大きく変わります。

戦国時代から江戸時代、そして幕末から明治時代へと移行しても、黒田家としての「殿様価値」は
数百年にありましたから、簡単に「風化」するものではありません。

こうした点は、大河ドラマ「平清盛」のように、あまりにも離れすぎた関西の英雄では紐づくことができませんが、
黒田家なら、それが殿様であるという、日本の歴史のDNAに大きく寄与していると思います。
  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 11:396月

2014年06月08日

軍師官兵衛。第24回感想妄想「帰ってきた軍師」

まず、20回目まで見てきたけど、
「どこが軍師なの」
という点があります。

軍使としての活躍は、あちこちで今回の大河ドラマでは見ましたけど、軍師としての深謀遠慮は見ていないので、タイトルにすごく違和感がありますね。
岡田官兵衛の、どの部分が軍師なのでしょうか。
演出が下手なのか。それとも脚本がダメなのか。イマイチわかりませんけど。




主君がいないので軍師感がない
今回の最大のミスを言うなら、すでにこの分析で終わっている。
それが、
片岡鶴太郎が君主だからね
という点であろう。

鶴太郎さんの演技も内容もいいけど、小寺鶴太郎が演じた「馬鹿殿様」が演出的に最悪であった
つまり、馬鹿殿の下にバカ軍師がいる。それが岡田官兵衛の下手で大声しか出せない演技にさらに印象を悪くし、
結果的に、君主のための軍師という側面を台無しにしている。

これが最初から、竹中秀吉の下での演技であれば、それなりの「風格」があったのであろうが、
鶴太郎の馬鹿殿演技が、軍師の品格をダメにした。

その意味では演出家の田中さんの力不足であり、脚本家の間違いである。



馬鹿殿である小寺鶴太郎を諌める所か、迎合し、ヨイショしかしない岡田官兵衛の存在感が、
軍師感の欠落を招いた結果になっている。

こうした点など、すぐにわかるのであるが、戦国史観がほとんど無い岡田さんでは、
演出家の田中さんのいいなりに演技したため、ダメ・バカ軍師になってしまった。







劉備玄徳の下だから諸葛孔明であった
三顧の礼をもって迎えられた軍師。
三国志の山場であるが、関羽と張飛という豪傑をすでに支配下において、軍師を招く。
だからこそ、諸葛孔明の存在感がぐーんと増す。

独眼竜政宗の下で近習として、血気にはやる若い君主を諌める片倉景綱。
だからこそ、東北のスーパースターである政宗以上の魅力を出す軍師がそこにある。

今回、なんで小寺鶴太郎をメインにした君主を、長々としてしまったのか?
それが軍師像を「低俗化」させている点に気づいていない。

帰ってきたバカ軍師。
そんな印象しか20回の中でしかない。

本来なら、小寺鶴太郎の馬鹿殿様を大幅にカットしてれば、こうした弊害がなかったと思う。





  

Posted by 黒田官兵衛考高 at 21:206月